こちらのページではUEVRの導入や実際にPCエロゲーをVR視点でプレイしたことについてまとめました。
こんな方へ向けた内容です
- UEVRって一体何?
- Unreal Engine製のゲームってどんな作品があるの?エロゲーは?
- Unreal Engine製のエロゲーをUEVRでプレイしたら…
- UEVRの導入~起動方法について

といったわけで早速みていきましょう!
注意ポイント
UEVRは非公式のVRMODとなります。ですので導入に関しては完全自己責任でお願いいたします。導入の際のトラブルに関しては一切の責任を負いかねます。
UEVRについて
UEVR(Universal Unreal Engine VR Mod)とは「Unreal Engine」で制作されたゲームを“VR化”する非公式のVRMODです。
SteamLink、QuestLink、Virtual Desktop経由するほぼすべてのPC互換のVRヘッドセットで動作するとされています。
もちろんMetaQuestのヘッドセットもOK。(PC接続しないスタンドアロンではUEVRは使用できませんので注意。)
ちなみにUEVR導入に関してはこちらのGitHubにて無料で入手可能。導入手順については後述しています。

UEVR使用する上での注意
各ゲームはVR向けの最適化が行われておらず、VRで遊ぶ際、PCに大きな負荷をかける可能性があります。高性能なグラフィックボード(GPU)を搭載していない場合は、画質や解像度を下げる必要がありますのでその点ご注意ください。
Unreal Engineで制作されたゲームとは?
Unreal Engineとはゲームを開発するためのエンジンのことでSteam等でリリースされている作品をいくつか挙げますと
- アトミックハート
- ホグワーツレガシィ
- デッドバイデイライト
- SOULCALIBUR VI
- ドラゴンクエストXI
- アイドルマスター スターリットシーズン
などなど挙げたらキリがありません。
こちらはUEVRを使いVR化したFPSゲームのプレイ動画(Youtube)↓↓↓
ちなみに(記事作成時)UEVRではUnreal Engine4.8~5.3で制作されたゲームが対応しているとのこと。
Steamのゲームで調べるには?
また、SteamにあるゲームがUnreal Engineで作られているか調べるにはSteamDBにおいて調べることが可能です。
作品ごとのページにあるTechnologiesの欄(上図矢印の部分)を見ていただければ開発されたゲーム エンジンが記載されています。。
また、ゲームエンジンをクリックすることで開発エンジンのゲーム一覧が表示されますので作品を探す際の参考にするといいでしょう。
またテスターの Alex Nicholas氏により各ゲームと UEVR の互換性レベルを記載したスプレッドシートも公開されています。

Unreal Engine製のエロゲーってどんな作品があるの?
Unreal Engine製のエロゲーを探すのが難しい気がします。
FANZAやDLsiteでUnreal Engineと検索するといくつかエロゲーはヒットはしますがそれほど多くはありません。

UEVRを使ってエロゲーをプレイできる?実際に試してみた結果
結論から言いますとできます。
しかしVRで遊ぶ際、PCに大きな負荷をかける可能性があります。高性能なグラフィックボード(GPU)を搭載していない場合は、画質や解像度を下げる必要があります。
管理人が実際に試してみたエロゲー作品は以下の2作品↓↓↓
>>ヒミツのなつやすみ~えっちの勉強をおしえて?~
>>10年後の夏に
上記のエロゲーをUEVRでプレイした感想は?
まず管理人のPC環境ではどちらの作品も
- 低画質でプレイする必要があった
- VRコントローラーではプレイ出来なかった
という点。
前述しておりますが、上記2作品をプレイしたところPCに負荷がかかるためグラフィック設定を下げないと難があります。
これは管理人のPC環境にも問題があるかもしれませんが、特に10年後の夏にをプレイした際は動作がカクカク。UEVRの設定の解像度(Resolution Scale)の値を0.5ぐらいに落とさないとほぼプレイができないほどでした。
ゲームによってはかなり軽いものもあるのですが、上記のエロゲー2作品に関しては大幅にグラフィックを落としてプレイするという結果となりました。
また、理由がわからないのですが上記の2作品はVRコントローラーでのゲームプレイができませんでした。(他のVRゲームではVRコントローラーを使ったプレイが出来ています。)
ですのでパソコンのキーボード&マウスでのプレイとなりました。
以上によりUnreal Engineの高品質グラフィック&操作感を堪能することが出来なかったのであまり満足できなかったというのが正直な感想です。
UEVRの導入~起動方法を実際にやってみた
注意ポイント
UEVRは非公式のVRMODとなります。ですので導入に関しては完全自己責任でお願いいたします。導入の際のトラブルに関しては一切の責任を負いかねます。
UEVR導入の流れ
- 「UEVR」をGitHubからダウンロード
- ZIPファイルを解凍
1.「UEVR」をGitHubからダウンロード
GitHubページの以下矢印箇所によりUEVRをダウンロードします。
※画像は記事作成時 UEVRベータ1.02のもの

2.ZIPファイルを解凍
ダウンロード完了後ZIPファイルをすべて展開します。
展開しますと以下のようなファイルとなっています。
ちなみにUEVRはファイルの中にある”UEVRInjector.exe”を管理者としてプログラムを実行する必要がありますのでご注意ください。
ゲーム起動までの流れ
- 「SteamVR」を起動
- 「UEVR」を起動
- VR化したいゲームを起動
- 「UEVR」より操作する
1.「SteamVR」を起動
まずはPCとVRヘッドセットを接続しSteamVRを起動しましょう。
ちなみに管理人は普段バーチャルデスクトップを使用していますのでそちらを使っていきます。
※上記画面はMeta Quest3のもの
2.「UEVR」を起動
PC側にてUEVRを”管理者として実行”を選び起動します。
ウイルス対策ソフトによる保護機能が動作した場合は、以下のような手動で「実行」を選択してください。
ちなみにバーチャルデスクトップにて接続する場合はOpenXRにチェックを入れます。

こんな表示がでる場合は?
以下の場合は”管理者として実行”できてないケース。
その場合は矢印部分のRestart as Administratorをクリックすれば管理者としてUEVRを再起動できます。
UEVRは管理者として実行
前述したとおりUEVR起動時には管理者としてプログラムを実行する必要があります。

UEVRアイコンを右クリック ➞ プロパティ➞詳細設定
”管理者として実行”にレ点➞OK➞適用をすれば設定されます。
以上でUEVRの導入は完了です。
続いてはUEVRを使ってゲームをVR化するまでの手順となります。
3.VR化したいゲームを起動
VR化したいゲームをPC側で起動します。ちなみに今回起動するゲームはStray。
(起動するゲームに関してはSteamでなくても可。Unreal Engineで制作されているゲームであればOK。)
ゲームが起動したら[Alt]+[Tab]キーにてUEVRの画面を表示します。
4.「UEVR」より操作する
「UEVR」内の①Inject欄から起動しているゲームを選択し、②Injectボタンを押します。
あとはVRヘッドセットをかぶるとVRヘッドセットで起動しているゲームがVR視点で動作するようになっているかと思います。
以上、ゲーム起動までの流れは以上となります。